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ワインからフランスを知る -コート デュ ローヌ地方- [ワイン知識]

ローヌ.jpg ワインは本当に知れば知る程味わってみたくなりますし、味も奥が深いな、と感じるようになります。

通常、食べ物や飲み物には使わない言葉ですが、ワイン文化が広まりつつある昨今、本当に、

一本のワインとの一期一会があり、もしかしたらもう二度と飲めないかもしれないワインが沢山

あります。そんな中、歴史もあるフランスのワイン。それは一口にフランスという国で一括りに

出来ない程、地方ごとの特色が出ます。今回は、フランス南部に位置し南北に広がる、

コート デュ ローヌ地方についてご紹介します。

ローヌ川下流側に位置するコート デュ ローヌ地方
 地方としても広い為、実に様々な種類のワインがあるのが特徴的です。赤ワインもあれば

白ワインもあり、ロゼワインも造られ、味もフランスの中では珍しく感じる甘口から、いつも通りの

辛口まで揃っていて、バラエティに富んでいるのが特徴です。

②コート デュ ローヌ地方の代表的なワイン
シャトーヌフ デュ パプ

価格:5,823円。ヴィンテージにより、15,000円程度の物もあります。

5大シャトーには入りませんが、アンドレ・ブルネルのワインは、世界的に有名となっています。

日本語だと噛んでしまいそうなワイン名ですが、世界的に有名なのに、日本では有名になっていない事

が、何だか勿体なく感じてしまいます。

タヴェル ロゼ

価格:2,409円。コート デュ ローヌ地方の中でも南西部に位置するタヴェル地区の辛口の

ロゼ。辛口ながらも香りは芳醇、フルーティな香り。そもそもロゼワインというだけでも日本の中では

販売数が少なく、春におすすめなどされていますが、その事自体が勿体なく、通年楽しめますし、

ロゼワインにはロゼワインの楽しみ方もあります。甘口でない本格派のコート デュ ローヌ地方の

ロゼワイン。価格も比較的低価格で、おすすめですね。

③コート デュ ローヌ地方発祥のぶどう品種からワインを知る。
 まずは、白ワインのぶどう品種から、ヴィオニエ。色が鮮やかでアルコール度数が高く、

杏、もも、花を感じさせる特徴ある香りを持つ。中でもコンドリューが有名。最近ではアメリカ、

カリフォルニアで人気があります。

コンドリュー レ テラス デュ パラ2018

価格:6,578円。このワインの特徴的なのは、1991年に、最初はたった400本しか造れない

状態からスタートした事です。価格帯から見ても分かると思いますが、現在では世界的にも有名なワイン

となっています。ローヌ川を見下ろす渓谷で造られており、まさに素晴らしい、の一言です。

画像をクリックすると詳しい情報が見れます。

 
 次に、赤ワインのぶどう品種、シラーです。こちらは小さい粒のものはプティ シラー、

大粒のものはグロ シラーと呼ばれています。比較的アルコール度数が高く、スパイシーで

ボディのしっかりしたワインが造られます。

エルミタージュ ラ メゾン ブルー ルージュ

価格:9108円。シラー種を100%使っていて、20年熟成させる価値のあるワインとされて

います。正に究極と言える一品だとか。詳しくは画像を参照してください。

正にフランス、といった品ぞろえですね。新しく出来たワインも、歴史のあるワインも、それぞれに

磨きをかけ、フランス国内でも、世界的にも高評価を得て、常に切磋琢磨し、本気でワイン造りを

している、努力の結晶ですね。10年近く前にも有名となった、神の雫。正にこの言葉がぴったり

だと思います。
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シャンパンは何故シャンパンと呼ばれるのか?シャンパーニュ地方に答えがある [スパークリング・シャンパーニュ]

シャンパン.jpg
 フランスはパリの北東に位置する、フランスのワインの産地としては最北端に位置する

シャンパーニュ地方。16世紀まではスティル ワイン、つまりは通常のスパークリングでは無い

ワインを製造していましたが、17世紀から発泡性ワインを造り始め、現在はその地方の90%

以上が発砲性ワインを作っている、発泡性ワインの名産地です。

1.ワインの法が制定されている、フランスでのシャンパン法規定

 何度かご紹介していますが、フランスはワイン大国であり、その歴史もまた深く、法によって

ワインの格付けや製法が厳しく管理されています。

 その中で今回は、シャンパンについてご紹介していきます。

 まずその製法は、シャンパン方式、瓶内二次発酵と呼ばれる製法でなくてはいけません。

シャンパン方式とは、使われるぶどう品種も限定されています。

その品種はピノ ノワール、ピノ ムニエ、シャルドネ の三種類のみとなっています。

そしてそのそれぞれのぶどう品種から別々のワインを造り出し、瓶詰の際にブレンドされます。

これは、品質を一定に保つ為と言い割れています。中には、製造年の違うものもブレンドされます。

 こうして、実に様々なブレンドが造られているので、そのブレンド技術によって味が決まると

言っても過言ではありません。例外として、当たり年と言われる年はその年に造られたワインのみで

ブレンドが造られ、それを3~5年程寝かせて、ヴィンデージ シャンパンとして、通常出される

シャンパンの4~5倍程の値段で取引されます。

2.どの様にして発泡させるのか

 ワインの発酵のさせ方も、シャンパンはひと味もふた味も違います。

それは、ブレンドした後に、その瓶の中に酵母と糖分を加えて、二次発酵をさせます。

これもシャンパン方式の一部で、これを瓶内二次発酵と呼びます。

 そうして発酵させた後の瓶の中の、澱(おり)と呼ばれるワインを造る際に出るぶどうの細かい

塊のような物を取り除き、最後にリキュールを加える事で、アルコール度数が変わったり、辛口から

甘口までの調整がされます。

 それでも、基本的に、シャンパンの辛口と言っても、発泡性でないスティル ワインに比べて、

比較的甘い味わいになっています。また、ブリュットと呼ばれるシャンパンは、「生のまま」という

意味があり、加えられるリキュールの量が1%以下で、これはシャンパンに限らず、スパークリング

ワインにおいても同じことが言えます。

3.代表的なシャンパン

 それでは、実際にシャンパンにはどのようなものがあるのか、ご紹介したいと思います。
①ドン ペリニヨン

価格:17,998円。ここ数年で、若干というか、大幅に値上がりしています。どうしても人気の

ワインという物は価格は高くなっていきがちであります。よく、ドン ペリはそれ程美味しくない、と

いう人も居ますが、間違いなく世界でも超有名な高級シャンパンです。ただ、発泡性ワインというと、

甘口が美味しい、と感じる人が居るので、一般受けは、その名前のみ良く、味わいとしては、初めて

ワインに接する人も居るという事があり、味は良くない、というような評価になってしまうのかも

知れません。どうしてもパーティやお祝い事だったり、クラブ等での見せる為に使われる為、そもそも

ワイン本来の味を楽しもうという人が飲む機会が少ない事だけが、残念ではあります。

②クリュッグ グラン キュヴェ ブリュット

価格:22,000円。名前を知っている人はドム ペリニヨンに比べると、非常に少なくなって

しまいますが、平気でドン ペリニヨンよりも高級な位置にあります。多くのスパークリングワインが

ドム ペリニヨンよりも、このクリュッグ グラン キュヴェ ブリュットに似せて造られて居る為、

「あの見た目ならば同じようなワインがもっと低価格である」と感じる日本人も多いようです。

しかし、本格的シャンパンで、歴史も深く、評論家を探せばいくらでも出てくるようなワインである

事は間違いありません。私は低価格帯で飲めるワインを否定するつもりはありませんし、むしろ

大好きです。ただ、高いワインは、何の意味もなく高いわけではなく、もし飲む機会があるのなら、

その歴史や土地、文化の事を知って飲むと、また深い味わいが得られると感じています。

4.シャンパンの知識をもっと深く掘り下げたいなら
 私自身、本であり、お店の知識、或いは仕入れる業者の方から得た知識ばかりです。

世の中には、ワインの知識を高めるなら、ソムリエであったり、ワインエキスパートの資格も、ある

に越した事は無いと思いますが、どうしても試験が難しいだとか、幅広い知識、そして試飲で味だけ

でなく、色や香りなども判断出来る事が求められるので、敷居は高く感じてしまうと思います。

 実際、ワインとは楽しむ物であり、学問のように難しいものではありません。

大人の楽しみ方で、とてもエレガントな気持ちになれるものです。そういった意味では、ワインに

少しでも興味があるなら、本を読んだり、専門家が集まる所に触れるというのは、とても良い事だと

思います。そこで、私も読んでいる本の紹介、そしてワインが沢山売れているサイトのご紹介を

します。

①本 知識ゼロからのシャンパン入門

価格1,320円

②ワイン専門ショップ ソムリエ


 こちらには、価格毎に商品を調べる事が出来たり、ワインオススメセットなどがあります。

私も頒布目的で会社でのワインセットの購入をした事がありますが、専門家が選んだワインセット

というのは、ただの在庫整理等ではなく、意味があってのセットなので、そのコンセプトを楽しむ

には、非常に優秀であり有用だと思います。

 ワインの世界に触れるには打ってつけなのかな、と思います。

セットだけでなく、定期購入等もあり、それぞれの季節にあったものだとか、その時期に飲むと

美味しいワインであったり、早く飲まなければいけないというプレッシャーから解放されたり、。

ワインを選ぶのに何を飲んだらいいのか分からないし、下手に高いワインを買ってもそれが良いのか

悪いのか判断できない、という人も沢山いるので、有難いサービスだと思います。

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赤ワインと言えばフランス、その代表6地区とそれぞれのワイン [赤・フランス]

ブルゴーニュ.jpg 今回も、ワインと言えばフランスがやはり有名所が多く、ワインを知るならフランスからが良い

ので、今日はフランスのブルゴーニュ地方について紹介していきます。何故ブルゴーニュかと言えば、

フランスの有名地方と言えばボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュが挙げられ、次に地域としては、

アルザス、ロワール、コート デュ ローヌだけは世界中のワイン好きなら誰もが知っているからです。

1.ボルドー地方と双璧をなすワイン産地、ブルゴーニュ
 前回はボルドー地方での5大シャトーを紹介しましたが、それに負けず劣らず、ボルドー地方と

言えば、それは、ロマネ コンティと言えるでしょう。

ロマネ コンティ 1945年 3000ml

 ラベルとか汚いな、と思いました?これ、値段は流石にびっくりしました。

その値段なんと!!3億3千万円!!!

これだけは、誰も買えないですし、この写真を撮っただけでも、物凄く緊張するんじゃないでしょうか?

 ちなみにこのロマネ コンティ の産地は、ブルゴーニュ地方の、コート ド ニュイ地域です。

ブルゴーニュ地方の詳しい地域については後述しますが、このコート ド ニュイ地域と、

コート ド ボーヌ地域を合わせて、コート ドーヌ(黄金の丘)という呼び方をします。

 ぶどうが綺麗に実っている状態、収穫期が、この地域が、まるで黄金のように見えるから、という

事からこの名前がついていますが、ロマネ コンティの価値を考えると、世界最高峰ワインとも

呼ばれていますし、価値は黄金以上かもしれません。

 いきなりぶっ飛んだ値段のロマネ コンティを紹介しましたが、近年のヴィンテージであれば、

約30万円で購入できるようです。

ロマネ コンティ 1999年


2.フランスワインの格付けを知る

 フランスワインでは、国の法律で定められたワインの格付けがあります。日本語では、食卓に乗る

という意味でテーブルワインという言葉を使う事もありますが、フランスでは、格付けにこの言葉が

使われていて、日本国内でもその意味は厳密には使っていないので、こういったフランスで使われている
日本国内でも使う事は、とても良い事だと思います。

 ①ヴァン ド ターブル Vins de Table
 原産地、原産国の異なるワインをブレンドしたワインになります。フランス国内を流通するワインの

約50%がこちらのワインになります。
ヴァン ド ターブル カベルネ ソーヴィニヨン 2004


 ②ヴァン ド ターブル フランス
 フランス産のワインのみをブレンドして造られたワイン。フランス国内生産の約9%を使用します。

【フランス・白】プリューレ・ロック ヴァン・ド・フランス (ヴァン・ド・ターブル) ブラン 2015

 こちらは価格が若干高めの9689円で、また日本国内でも流通量が少なく、白ワインの紹介と

なっています。

 指定地域優良ワイン AOCワイン
 AOCワインとは、Appellation d'Origine Controlee (アペラシオン ドリジヌ コントローレ)の略で、

その指定された地域は約350地域にも及んでいます。原産地名統制ワイン、とも呼ばれます。

過去には、VDQNワインと呼ばれていたようで、今はもうほとんどAOCワインに移行している

ので、日本国内ではVDQN(Vins Delimites de Qualite Superieure)ワインは、見る事はありません。

フランス国内の製造率は、約28%ほどとなっています。価格は比較的控えめとなっています。

コトー ブルギニョン ルージュ 2016年 ドメーヌ ジャン グリヴォー元詰 AOCコトー ブルギニョン


 以上でワインの格付けによる分類の説明は終わりになりますが、全てのワインの%比率を足しても、

100%にならないじゃん!と思うかもしれませんが、残りの約13%は、ブランデー用となっています。

3.フランス ブルゴーニュ地方の代表地区のワイン
 それではいよいよ本題のフランス中央部やや東寄り、ソーヌ川沿いにあるブルゴーニュ地方の、

更に踏み込んだ地区について紹介していきます。

 ①シャブリ地区
 シャブリ地区は、ブルゴーニュ地方の中でも外れていて、北西の位置にポツンとあります。

このシャブリ地区は、辛口の白ワインでは世界的に有名で、フランスの地域では珍しく、

100%白ワインのみを造っています。このシャブリ と呼ばれるワインの中でも、格付けがされています。

 等級が低い順に紹介しますと、
  1、プティ シャブリ
  2、シャブリ
  3、プルミエ クリュ (一級)
  4、グラン クリュ (特級)
 
                  という風に分類・格付けがされています。
それぞれのワインを紹介しますと、

1、プティ シャブリ
プティ シャブリ 2018 ジャン クロード コルトー 750ml

価格:2200円

2、シャブリ
アントワーヌ シャトレ シャブリ クラシック 2018 750ml

価格:1628円

3、プルミエ クリュ (一級)
ルイ ジャドシャブリ プルミエ クリュ フルショーム 2017 750ml

価格:4998円

4、グラン クリュ (特級)


価格:10560円

 ここまで見て、価格を並べてみましたが、何故、プティ シャブリと、シャブリの値段が、

プティ シャブリの方が高いの?と思った人、居ると思います。

 それはずばり、製造者 の違いによる所が大きいです。

例えば、私も格好いいと思っているのですが、プルミエ クリュで紹介している、ルイ ジャド。

こちらは日本国内でも有名ですし、一目見て、そのラベルの作りからも、かなり拘りを感じます。

 私は東北の人間なのですが、例えるなら日本酒で言う所の、新潟名産の、八海山や久保田

のようなものでしょうか。

 このどちらも、清酒としての品質が高く、一般的な醸造、本醸造、純米、特別純米、吟醸、大吟醸

と精米歩合によって質が変わり値段が高くなるのですが、今上げた2種の銘柄は、飲む人が飲むと、

一般的な清酒よりも、ワンランク上の精米歩合のお酒に感じるそうです。

 私自身は、ワインに比べると数える程しか日本酒は飲んだ事がありませんが、それでも、高いお酒、

例えば飛露喜などは、飲み口がよく、美味しいと感じました。

参考価格:720ml 9900円

 ワインと日本酒については、その原材料がぶどうかお米か、という部分で、どちらも

熟成させると味わいが深くなったり、場合によってはプレミア価格がついたりと、これは私的な

表現になりますが、どちらも生で飲む、蒸留させないという意味では、かなり近い位置にある物

というイメージです。

 それでは、フランス ブルゴーニュ地方の代表的地域の続きをご紹介します。

 ②コート ド ニュイ地区
 こちらは先に紹介していますが、幻のワインと言われる ロマネ コンティ の産地であり、

かのナポレオンが愛飲しロシア遠征に持っていったとされるシャンベルタン の産地でもあります。

次にご紹介するコート ド ボーヌ地区と合わせてコート ドール(黄金の丘)と呼ばれる事も

ありますが、それぞれに魅力が詰まり過ぎていて、まとめるには勿体ない地区ですね。

ジュヴレ シャンベルタン [2016] ブシャール ペール エ フィス

価格:5368円
 ワインが好きかどうかに限らず、かのナポレオンも味わったワイン、という事で、

その味わいに興味を持ってみるのも、凄く良い、歴史を感じる事だと思います。

 ③コート ド ボーヌ地区
 コート ド ニュイ地区の南に位置する、コート ド ボーヌ地区。この地区では約80%は

赤ワインが造られていますが、残りの20%の白ワインは、世界で最高の辛口白ワインと言われる、

モンラッシェ という秀逸なワインの産地でもあります。

ピュリニー モンラッシェ ウイエール 2018 マシャール ド グラモン

価格;6600円
 モンラッシェと言えば、その前にピュリニーが付く事が多いですが、これは、

ピュリニーとモンラッシェを合わせて、ピュリニー モンラッシェ という村が存在します。

その村では、実に99%以上が白ワインを作っています。

 世界的に有名なワインを作るというと、やはりそれ専門となるのが当たり前のようです。

この事は次に紹介する地区でも同じ事が言えます。

 ④ボジョレー地区
 ボジョレーと言えば、ボジョレー ヌーヴォ が、日本国内でも最も有名と言えます。

既にわかる事かもしれませんが、ボジョレーは地区の名前で、ヌーヴォは、新酒という意味があります。

 このボジョレー ヌーヴォは、フランスワインにしては珍しくフルーティな香り、軽い酸味、

若々しい事が特徴で、生産者からも、造ってから2~3か月の内には飲んで貰いたい、という事

ですが、造りの良いワインであるなら、2本買って1本はすぐに飲み、1本は熟成させる、という

ワインマニアのような人も居ます。ここで軽く熟成させている人から聞いたコツをご紹介すると、

ワインの劣化は、音、光、振動で起こるものらしく、大型の少し高めの温度の冷蔵庫に新聞紙で

くるんで置いておくか、何度も開閉してワインが動いてしまうような環境だったら、

1~12本程度収納出来るワインセラーは、最近は大分値段が落ちている事から、専用の小型の

ワインセラーボックスを購入する人も居るそうです。

1年保証 ワインセラー 家庭用 32本 78L 上下段別温度調節タイプ

価格:25190円。こんな大型の物で、しかも上下で温度調節が別に出来てこの価格。大分安いと

感じます。

 
 それと一つ忘れないでほしいのが、確かにヌーヴォが有名ですが、ボジョレー地区自体も勿論

ワインの名産地ですので、今の時期だとヌーヴォは手に入りづらいですが、ヌーヴォでなくても、

同じように軽めのワインがあるので、そちらも是非忘れないでほしい所です。

ボジョレー ルージュ ラ ローズ プルプル 2018年 750ml 金賞ワイン

価格:879円。名前も面白いですし、今は半額セールのようで、かなりお手頃価格となっています。

 どんなに安くなっていても、いつもこの価格帯で売っているワインと比べれば、雲泥の差と言える

でしょう。こちら前述のAOCワインでもあります。軽やかな甘みの中に、後から深い味わいが

あるようです。こちらの商品、レビューも出ているので、参考にしてみて下さい。

 ⑤マコネー地区
 ブルゴーニュ地方を紹介するのに、最後の地区になります。フランスのワインの紹介で、

基本的に赤ワインが有名だと自分も感じていたのですが、実際にご紹介していくと、白ワインが事の他

多いですね。こちらのマコネー地区においても、白ワインの方が、赤ワインよりも多く造られている

ようです。そして日本語で表記すると何ともマヌケな感じになっていますのですが、

 プイィ フュイッセ と呼ばれる白ワインが芳醇な香りと重厚な辛口で、こちらも人気のあるワイン

になります。

ドメーヌ ミッシェルシェヴォー プイィフュイッセ[2004] 750ml

価格:2500円。

4.フランス ブルゴーニュ地方発祥のぶどう種
 ①シャルドネ種
 シャルドネ種は、フランスのブルゴーニュ地方発祥の、白ワインのぶどう品種となります。

小粒ですが、糖分と果汁がたっぷりで、最高級白ワインに使われます。

代表的なのは先ほどご紹介した、シャブリ、モンラッシェになります。

クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット・ポール・ロバン [2017] ヴーヴ・アンバルフランス スパークリング

価格:2288円。こちらは珍しい、シャルドネ種に赤ワインのピノ ノワール種を加えて造られた

スパークリングワインになります。次回にご紹介しようと思っていますが、泡のワインというと、

シャンパンを思い浮かべる人が居ると思いますが、シャンパン を名乗れるのは、フランスの

シャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインのみとなっています。

 ②アリゴテ種
 フランス ブルゴーニュ地方発祥のアリゴテ種。シャルドネ種に比べると粒は大きく、房も

密着していながら、大房です。飲み口が軽く、熟成させない若飲みワインやテーブルワインに

よく使われています。

ブルゴーニュ・アリゴテ[2018]ドメーヌ・プティ・ロワ

価格:3608円。

 フランスの白ワインの中ではボジョレー ヌーヴォと並んで珍しい、飲み口の軽い白ワイン。

ここで初めて出てきた言葉、ビオワインになります。こちらも又の機会に詳しく記事を作りますが、

簡潔に、有機栽培ワインだと思って貰えれば、ほぼ間違いのない解釈になります。

 自然派ワイン、などとも呼ばれたりしますね。

こちらも詳しく説明していくと、ここでは納まりきらない、ひと時代を築いたワインになりますので、

こちらも深堀りしていくと、面白いですよ。
 
 それでは、良い年始をお過ごしください。
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赤ワインを飲むなら知っておきたい5大シャトーワイン [赤・フランス]

ボルドー.png 赤ワインを飲む機会、ボジョレーヌーヴォを始めとして、増えた人も多いと思います。

 それもそのはず、日本国内では20年を通して見てみるとワインの消費量は約3倍、

 2007.年頃は一時期落ち込みましたが、その後も緩やかに増えていっています。

 ワインソムリエやワインエキスパートの資格を持つ人がいないお店でも、

 オススメのワインを言われると、安心して飲めますが、いざスーパーやお酒専門店、

 はたまたネットショップでワインを見比べても、正直価格や産地程度しか分からないのが

 本音だと思います。ワインを気兼ねなく楽しめるよう、知識を少しでもつけていくと、

 これからワインを見る目が変わり、楽しめるようになる事間違いなし!です。

 今回は赤ワイン、その代表格、頂点とも言える5大シャトーについてのお話です。

1.5大シャトーワインと言えばフランスの南西部ボルドー地方
 フランス南西部に位置する、ボルドー地方。そのボルドー地方は、更に5か所の代表的な

地区があります。まずはMedoc メドック地区。このメドック地区は、5大シャトーの内、

4つも占めます。それだけ地区の大きさも大きいです。ボルドー地方北西に位置しています。

 ここで作られる5大シャトーと言えば、

・シャトー ラフィット ロートシルト

・シャトー マルゴー

・シャトー ラトゥール

・シャトー ムートン ロートシルト
                         
                            になります。

 そのメドック地区の南側に位置する、Graves グラーヴ地区。

ここで作られる5大シャトーと言えば、

・シャトー オー ブリオン 

                      です。

 シャトーと聞くと、フランス語自体では、「お城」のような意味がありますが、

ワインに対して使う時は、「(大規模な)ぶどう園」という意味になります。

ここで、ワインの瓶の形についても意識してほしいと思います。

この、肩の張ったような形のボトルを、ボルドー型、と呼びます。ワインは、ラベルや

裏ラベルを見なくても、産地がパッと見でわかるようになっているんですね。

2.何故5大シャトーなのか?
 上の画像をクリックすると商品の通販ショップのリンクになっているのですが、

値段も、中々良い値段になっています。安くても、6万円以上ですね。

 これでも、大分落ち着いた値段というイメージです。箱付きだったり、10年以上前の

当たり年と言われる年代のワインだと、100万円を越える事はザラにあります。

 私は過去に30万円のワインなら持った事がありますが、やはり緊張します。

5大シャトー、ほんの少しだけ試飲した事がありますが、深み、渋みが凄いですが、

その香りはやはり芳醇そのものですね。

 甘口、辛口と分けたり、重い、軽いと分けたり、フルボディ、ライトボディと言った

表現がありますが、シャトーワインをそのような大体のくくりに位置付けるとすれば、

やや辛口~辛口、重いフルボディ、と言えます。

 こういったワインを知るだけでも、ワインの世界は深く、また楽しむにしても

その歴史を考える事で、より味わい深くなります。シャトーワインと言っても、

高額で無いものもありますが、その味に素人でもわかる差があるのか、と言えば

そうでもありません。よくテレビなどでも、格付けのようなもので、本職のワイン

ソムリエの方や、ワインエキスパートの方でも、間違えたりしますよね。

 とにかく、フランスのボルドー地方のワインと言えば、シャトーワインで、

それは世界的にも有名なワインがあり、フランス人だけでなく、世界中で好まれる

ワインだと思って飲めば、味わいが深まる、という事です。

3.5大に含まれないシャトーワイン
 シャトーワインですが、聞きなれない言葉になってしまっています。

なぜなら日本では、ボルドーワイン、として扱われる事が多いからです。

シャトーについては、前述したとおり、(大規模の)ぶどう園、という意味があるので、

大きくないワイン農家であったり、有名になれていないワインなど、沢山あります。

 日本国内に流通しているというだけでも、ある程度は知名度がある、という事に

なります。

 ボルドーの赤ワインというだけでも沢山種類がありますので、ここでは、

ぶどうの品種によって紹介したいと思います。

・カベルネ ソーヴィニヨン
発祥地がフランスのボルドー地方、特徴としては、小粒だけど果皮が厚く、タンニンと酸が

たっぷりと含まれています。フルボディのしっかりしたワインが出来やすく、長期熟成に

向き、濃密で複雑な味になっています。これが、ヴィンテージワインに価値が出る原因ですね。

デュクール ボルドー カベルネソーヴィニヨン 2015

価格:税込み1617円です。6本以上で送料無料。赤ワインのランキング等あったりするので、

そちらも参考にすると良いかもしれません。

・メルロー
フランスのボルドー地方発祥。ワインに丸みと風味を与える、カベルネソーヴィニヨンと

ブレンドする事で、卓越した味わいを出すと言われています。

シャトー レ フェルマント2018

価格:まさかの968円。しかも金賞受賞ワインです。金賞受賞と言っても、実は沢山あって、

必ずそれが味や品質によって決められる物とも限らないと、焼酎の世界では聞いた事があります。

その大会の規模が小さくなればなる程、付き合いやお金が動いて決められる事もあるそうです。

なので、金賞受賞が、どれくらいの規模での金賞なのかは、確認した方が良いと思います。

ちなみにこの シャトー レ フェルマントは、ジャパンワイン コンペティション2019、

チャイナ ワイン アワード2019での金賞受賞ですから、その実力は、ワインの産地から言っても、

受賞の大会規模から言っても、ブドウ品種から言っても、まず間違いないですね。


・カベルネ フラン
同じくフランスボルドー地区発祥のブドウ品種3種目。

カベルネ ソーヴィニヨンの変異種で、涼しくて多湿な環境でも成長する品種で、育てやすく

なっています。この品種がメインで作られるワインは珍しく、他のぶどう品種の補助的な役割

として、使用されています。

シャトー ラフォレ

価格:718円。よりどり6本送料無料です。こちら、名前にもある通り、カット商品らしく、

こちらはジルベール&ガイヤール 2016の金賞受賞で、カットするのが勿体ない感じますね。

この商品に限りませんが、基本的にワインというものは、当たり前ですが毎年ヴィンテージが

変わるので、余程の有名ワインでない限りは在庫限りが当たり前ですし、本来の意味では

有名ワインでも、在庫限りで、無限には無いです。ちなみにぶどう品種は混ざっていて、

メルロー40%、カベルネ ソーヴィニヨン30%、カベルネ フラン30%となっています。

フルボディの辛口。是非とも濃厚なチーズと一緒にマリアージュと洒落込みたい所ですね。


・マルベック
フランスはボルドー地区発祥ぶどうの最後となるのは、マルベック。

この品種は中々聞きなれないですよね。こちらも前述のカベルネ フランのように、単品で

ワインが作られるのではなく、他の品種とブレンドして使われます。

アルゼンチンでは、このワイン単一で作られたワインもありますが、それはまたの機会に紹介します。

ファンテジー・ド・ラフォン

価格:1996円。 マルベック種が少しでも多く選ばれているものをチョイスしました。

メルロー種がメインですが、このマルベックは、イメージするならはっきりとした味わいがない為、

メルロー種の補助として使われる場合が多いです。

まとめると、ワインのぶどう品種に関しては、ぜひとも飲み比べるか、数本違う種類のワインを購入

して、一本飲み終わったら、その次は違う品種のワインを飲んでみる、というのが一番手っ取り早いですね。

 そして渋みのあるフルボディですが、必ず渋いとも限りません。この渋みこそ、ワインの旨みだと

いう人もいるくらいです。ただあくまでも好みですので、とにかくある程度の知識をもって、飲んで

いく事で、自分だけの好みのワインにたどり着けます。ウンチクを語りすぎる人は嫌われますが、

「〇〇なんだってー」くらいの間隔で話して飲む分には、よりお酒を楽しむ、という事に繋がります。

良きワインライフ、マリアージュをお楽しみ頂ければ、と思います。
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残り40セットと少し!あちぃ~夏を乗り切るスパークリングワインセット!! [スパークリング・その他]

物凄い暑さですね!
誰か熱中症で倒れて、そのまま、なんて事にならないか、とても心配です。



さぁてさて、あっつ~い日を過ごすのには、夜は酒盛りしたくなりますね!
キンキンに冷えたビール!も美味しいのですが、ロックでもいける、
これまたキンキンに冷えたスパークリングワイン!がオススメです。

「ワインとか、よく分からないし」
「スパークリングワインって、お祝いでも使われるし、高いんじゃないの?」
大丈夫です!世の中、ワインセットなんていうものが存在しますから!

オススメワインだから味も保証されちゃうし、夏向けのワインです!
値段も、かなり安く、コスパ抜群です。
暑くて疲れた体に、格別のいやしを。

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テンプラニーリョは天ぷらを揚げる時には使いません! [赤・スペイン]



スペイン北部より、リオハ、DOワインの、シグロ。
スペインを代表するワインです。
リオハ地方は、リオハ・アルタ、リオハ・ハバ、リオハ・アラベサの3つの地域に分かれています。
ソフトと芳醇な味わいは、フランスの赤ワインに負けないほどの仕上がり。

このワイン、ブドウはテンプラニーリョを使っているのですが、このテンプラニーリョを使ったワイン、非常に飲みやすくておすすめです。自分がお世話になった先輩と、初めて二人で一本空けたワインという事で、非常に印象深いです。

その時はエビのアヒージョ等と一緒に楽しんだのですが、会話が盛り上がったこともあったのかもしれないけど、本当に飲みやすく、スーっと入っていって、飲んだ後は、先輩と二人で千鳥足になって、あんなに気分良く酔っ払ったのは、初めてだったように思います。

当時は、革靴を履いていたので、雪で路面も凍結していて、つるつる滑ったのを覚えています。

とにかく、このシグロ、テンプラニーリョを使っているというだけで、オススメです。

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ドイツ産、猿が宿っているワイン! [ワインセット]



最近ドイツワインを紹介することが多いですが、甘めのものが多く、癖も強くないものが多いので、
自分としては、ドイツワインは好きですね。
どこの国もそれぞれ独特の特徴がありますけど、ドイツワインに関しては、飲みやすいもの、をいう
イメージがあります。
歴史の重みを感じるフランスや、どことなく陽気な雰囲気があるイタリアワイン、日本ならではの国産ワインも、勿論それぞれ好きで、どれか一つの国だけを選べといわれても、中々選べませんけどね。

さて、今回は、ドイツは南部に位置する、バーデン地方。
中学校の教科書にも出てくるライン河の最上流地域のボーデン湖。このボーデン湖は、スイスとドイツの国境にあります。
そのボーデン湖から北側、ハイデルベルクまでのライン河東岸に広がる地域で、約15.800haもの広さのブドウ畑があります。

EUにおいては、北から南へ、ワイン地帯を気候条件によって、A,B,Cのランク付けをしています。ドイツはEUでは北側に位置するので基本的にA番地帯になるのですが、このバーデン地方だけは、唯一フランスの一部地域と同じB番帯になります。
ブドウ品種としても、シュベートブルグンダー種(=ピノ・ノワール)、グラウブルグンダー種(=ピノ・グリ)が多く、その事からもB番帯といえます。

そこで有名なのが、アッフェンターラー。猿が入っているわけではありませんが、この猿の彫り物、ちょっとやそっと最近のものではなく、きちんと歴史があります。
13世紀、修道尼によって、すばらしいワインが造られました。これは、「アベマリアワイン」と呼ばれていました。それが、アッフェンタール=猿の谷、と呼ばれるようになった事から、この名前のワインの瓶には、猿が彫られるようになったのです。

味わいは軽くて飲みやすい口当たりで、フランスと似た気候ながらも、実にドイツらしさを表現している、ドイツを代表する一本(二本?)ともいえます。


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飲みやすいマンゴースパークリングワイン [スパークリング・その他]


今回は、とっても飲みやすいドイツワインの中でもさらに飲みやすくなっている、マンゴーのスパークリングワインです。

ドイツワインは甘口のものが多く、初めてワインを飲むという方には、大変おすすめです。
また、自分にも当てはまるのですが、カクテルや、酎ハイ好きな方にも、おすすめです。

前述のものより、カクテル等は、混ぜる基になるお酒にもよりますが、ワインの方が、まろやかなようで、深く、気分良く酔えるイメージが強いです。

飲み方が、食事と一緒に楽しむというのが基本的なスタイルになっているからだと思います。

こちらのマンゴースパークリングワイン、ドクター・ディムース製ですが、2007年の日本国内のフルーツワインのコンテストで、金賞を受賞しています。

それだけ、日本国内でも、親しみやすい味わいとなっています。
初夏を感じるこの時期、ロックでも楽しめるライトな味わいと価格のワインは、いかがでしょうか?

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アメリカ、カリフォルニアワインについて [赤・アメリカ]



アメリカワインについて最近話していますが、今回は、更に深く掘り下げてみようと思います。
今や世界のワインコンクールでヨーロッパに並ぶ優れた成績を残しているアメリカワイン。

日本国内でもカリフォルニア州が有名ですが、ワシントン州、オレゴン州、ニューヨーク州でも、ワインは造られています。
それでもやはりカリフォルニア州がアメリカワインの発祥の地となっており、アメリカ全体の
ワイン生産量のうち、カリフォルニア州が90%を占めています。

今回紹介するワインは、そんなアメリカはカリフォルニア州の中でもソノマ地区で作られた、
ジンファンデルという種類のぶどうを使ったワインのご紹介です。

こちら、まず、取り寄せ商品となります。
つまりは、一般的には、日本国内ではそこまで著名ではありません。

まず使われているブドウについてですが、イタリア発祥のジンファンデルという種類になります。
現在では、発祥地のイタリアより、アメリカのほうがその生産量は多くなっており、アメリカでは
一般的に使われるブドウとなっています。
フランスはボルドー地方発祥のカベルネソーヴィニヨンに比べ、素朴で力強い印象です。

ソノマ・カウンティ・ジンファンデルという名のこのワイン、ブラックベリーとラズベリーの風味、ヴァニラのようなアロマを持ち、バランスのとれた仕上がりとなっており、アメリカでは代表的なワインになっています。

ソノマ地区は、山岳地帯では年間雨量が2000ミリと非常に多く、夏にかけてはとても暑くなります。
丘陵地帯については、年間を通して温暖な気候になっています。

すぐ近くの有名なナパ・ヴァレー地区では、かの有名なオーパス・ワンも造られており、その気候の良さは折り紙つきです。

以前のアメリカとは比べ物にならない、しっかりしたワイン大国のワイン、価格も2000円台と、地域の特色を思い浮かべながら飲むワインとしては、最適なワインかと思います。

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ドイツワイン、アルザスワイン、甘口ワインの違いは? [白・ドイツ]

アルザスはヴォージュ山脈の東側にある事により、降雨量が少なくなっています。
その為、ドイツよりもぶどうが早く成熟します。
早く成熟することにより、ワインとして仕上がった場合、アルコール度が高くなります。

アルザスとは、フランスに位置し、ドイツとの国境になります。
アルザスワインの特徴は、下記画像に凝縮されています。


こちらのワインは、リースリングを使用していますが、それは甘口ワインの場合です。
アルコール度数が高いのにドイツワインと同じく甘口という事で、度数の高さ=辛さ、では
ないのが、分かると思います。

アルザスの極甘口ワインに使われるブドウは、ゲヴュルツトラミネールや、ピノ・グリを使います。
ゲヴュルトラミネールはこちら

というより、最近のワインページは、凄いですね。
1本目のアルザスワインも凄いですが、こちらの場合、ワイナリーの写真、そして造り手の写真
までつけて、物凄くイメージが沸いて、これだけ拘った環境ならば、ワインもさぞかし美味しく
育っているんだろうな、と思います。

ピノ・グリを使ったアルザスワイン


数本見てみると分かるのですが、アルザスワインは、フランスのワインなのに、ドイツっぽい
瓶の形をしています。ただ、ラベルの雰囲気が、フランスっぽく、格式が高く見える所が、
とってもフランスさを表していると思います。

ドイツワインなら、カッツが有名でしょうか、黒猫という意味です。



リープフラウミルヒに至っては、ワンコインで、売ってるんですね!
これは、実は中々ない価格になります。
確かに、1000円しないで売っている場合もよくありますが、このリープフラウミルヒは、
非常にお買い得ですね。


同じようなワインですが、ボトルの形は似ているものの、産地の違いと、ブドウの育ち方、
そして、国が変わる事によるラベルの違いは、理解出来たと思います。

アルザスはフランスで、ドイツとの国境の為、別の国とは言え、互いに影響を与えている、という
事ですね。

ワイン一つ勉強すると、その国の文化や風習、ワインへの拘り方が見えてきて、
ただ単に世界を旅行するよりも、文化面で色々と面白みや興味を持って、
世界を見ることが出来ると思います。

これも、ワインを文化として捉えるか、ただのアルコールとして捉えるかで、大きく変わって
きますね。
勿論、スピリッツ系を勉強しても、そのこだわりや製法は、非常に面白いです。
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