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赤ワインを飲むなら知っておきたい5大シャトーワイン [赤・フランス]

ボルドー.png 赤ワインを飲む機会、ボジョレーヌーヴォを始めとして、増えた人も多いと思います。

 それもそのはず、日本国内では20年を通して見てみるとワインの消費量は約3倍、

 2007.年頃は一時期落ち込みましたが、その後も緩やかに増えていっています。

 ワインソムリエやワインエキスパートの資格を持つ人がいないお店でも、

 オススメのワインを言われると、安心して飲めますが、いざスーパーやお酒専門店、

 はたまたネットショップでワインを見比べても、正直価格や産地程度しか分からないのが

 本音だと思います。ワインを気兼ねなく楽しめるよう、知識を少しでもつけていくと、

 これからワインを見る目が変わり、楽しめるようになる事間違いなし!です。

 今回は赤ワイン、その代表格、頂点とも言える5大シャトーについてのお話です。

1.5大シャトーワインと言えばフランスの南西部ボルドー地方
 フランス南西部に位置する、ボルドー地方。そのボルドー地方は、更に5か所の代表的な

地区があります。まずはMedoc メドック地区。このメドック地区は、5大シャトーの内、

4つも占めます。それだけ地区の大きさも大きいです。ボルドー地方北西に位置しています。

 ここで作られる5大シャトーと言えば、

・シャトー ラフィット ロートシルト

・シャトー マルゴー

・シャトー ラトゥール

・シャトー ムートン ロートシルト
                         
                            になります。

 そのメドック地区の南側に位置する、Graves グラーヴ地区。

ここで作られる5大シャトーと言えば、

・シャトー オー ブリオン 

                      です。

 シャトーと聞くと、フランス語自体では、「お城」のような意味がありますが、

ワインに対して使う時は、「(大規模な)ぶどう園」という意味になります。

ここで、ワインの瓶の形についても意識してほしいと思います。

この、肩の張ったような形のボトルを、ボルドー型、と呼びます。ワインは、ラベルや

裏ラベルを見なくても、産地がパッと見でわかるようになっているんですね。

2.何故5大シャトーなのか?
 上の画像をクリックすると商品の通販ショップのリンクになっているのですが、

値段も、中々良い値段になっています。安くても、6万円以上ですね。

 これでも、大分落ち着いた値段というイメージです。箱付きだったり、10年以上前の

当たり年と言われる年代のワインだと、100万円を越える事はザラにあります。

 私は過去に30万円のワインなら持った事がありますが、やはり緊張します。

5大シャトー、ほんの少しだけ試飲した事がありますが、深み、渋みが凄いですが、

その香りはやはり芳醇そのものですね。

 甘口、辛口と分けたり、重い、軽いと分けたり、フルボディ、ライトボディと言った

表現がありますが、シャトーワインをそのような大体のくくりに位置付けるとすれば、

やや辛口~辛口、重いフルボディ、と言えます。

 こういったワインを知るだけでも、ワインの世界は深く、また楽しむにしても

その歴史を考える事で、より味わい深くなります。シャトーワインと言っても、

高額で無いものもありますが、その味に素人でもわかる差があるのか、と言えば

そうでもありません。よくテレビなどでも、格付けのようなもので、本職のワイン

ソムリエの方や、ワインエキスパートの方でも、間違えたりしますよね。

 とにかく、フランスのボルドー地方のワインと言えば、シャトーワインで、

それは世界的にも有名なワインがあり、フランス人だけでなく、世界中で好まれる

ワインだと思って飲めば、味わいが深まる、という事です。

3.5大に含まれないシャトーワイン
 シャトーワインですが、聞きなれない言葉になってしまっています。

なぜなら日本では、ボルドーワイン、として扱われる事が多いからです。

シャトーについては、前述したとおり、(大規模の)ぶどう園、という意味があるので、

大きくないワイン農家であったり、有名になれていないワインなど、沢山あります。

 日本国内に流通しているというだけでも、ある程度は知名度がある、という事に

なります。

 ボルドーの赤ワインというだけでも沢山種類がありますので、ここでは、

ぶどうの品種によって紹介したいと思います。

・カベルネ ソーヴィニヨン
発祥地がフランスのボルドー地方、特徴としては、小粒だけど果皮が厚く、タンニンと酸が

たっぷりと含まれています。フルボディのしっかりしたワインが出来やすく、長期熟成に

向き、濃密で複雑な味になっています。これが、ヴィンテージワインに価値が出る原因ですね。

デュクール ボルドー カベルネソーヴィニヨン 2015

価格:税込み1617円です。6本以上で送料無料。赤ワインのランキング等あったりするので、

そちらも参考にすると良いかもしれません。

・メルロー
フランスのボルドー地方発祥。ワインに丸みと風味を与える、カベルネソーヴィニヨンと

ブレンドする事で、卓越した味わいを出すと言われています。

シャトー レ フェルマント2018

価格:まさかの968円。しかも金賞受賞ワインです。金賞受賞と言っても、実は沢山あって、

必ずそれが味や品質によって決められる物とも限らないと、焼酎の世界では聞いた事があります。

その大会の規模が小さくなればなる程、付き合いやお金が動いて決められる事もあるそうです。

なので、金賞受賞が、どれくらいの規模での金賞なのかは、確認した方が良いと思います。

ちなみにこの シャトー レ フェルマントは、ジャパンワイン コンペティション2019、

チャイナ ワイン アワード2019での金賞受賞ですから、その実力は、ワインの産地から言っても、

受賞の大会規模から言っても、ブドウ品種から言っても、まず間違いないですね。


・カベルネ フラン
同じくフランスボルドー地区発祥のブドウ品種3種目。

カベルネ ソーヴィニヨンの変異種で、涼しくて多湿な環境でも成長する品種で、育てやすく

なっています。この品種がメインで作られるワインは珍しく、他のぶどう品種の補助的な役割

として、使用されています。

シャトー ラフォレ

価格:718円。よりどり6本送料無料です。こちら、名前にもある通り、カット商品らしく、

こちらはジルベール&ガイヤール 2016の金賞受賞で、カットするのが勿体ない感じますね。

この商品に限りませんが、基本的にワインというものは、当たり前ですが毎年ヴィンテージが

変わるので、余程の有名ワインでない限りは在庫限りが当たり前ですし、本来の意味では

有名ワインでも、在庫限りで、無限には無いです。ちなみにぶどう品種は混ざっていて、

メルロー40%、カベルネ ソーヴィニヨン30%、カベルネ フラン30%となっています。

フルボディの辛口。是非とも濃厚なチーズと一緒にマリアージュと洒落込みたい所ですね。


・マルベック
フランスはボルドー地区発祥ぶどうの最後となるのは、マルベック。

この品種は中々聞きなれないですよね。こちらも前述のカベルネ フランのように、単品で

ワインが作られるのではなく、他の品種とブレンドして使われます。

アルゼンチンでは、このワイン単一で作られたワインもありますが、それはまたの機会に紹介します。

ファンテジー・ド・ラフォン

価格:1996円。 マルベック種が少しでも多く選ばれているものをチョイスしました。

メルロー種がメインですが、このマルベックは、イメージするならはっきりとした味わいがない為、

メルロー種の補助として使われる場合が多いです。

まとめると、ワインのぶどう品種に関しては、ぜひとも飲み比べるか、数本違う種類のワインを購入

して、一本飲み終わったら、その次は違う品種のワインを飲んでみる、というのが一番手っ取り早いですね。

 そして渋みのあるフルボディですが、必ず渋いとも限りません。この渋みこそ、ワインの旨みだと

いう人もいるくらいです。ただあくまでも好みですので、とにかくある程度の知識をもって、飲んで

いく事で、自分だけの好みのワインにたどり着けます。ウンチクを語りすぎる人は嫌われますが、

「〇〇なんだってー」くらいの間隔で話して飲む分には、よりお酒を楽しむ、という事に繋がります。

良きワインライフ、マリアージュをお楽しみ頂ければ、と思います。
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