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鰻-うなぎ-とワインの相性について [ワイン知識]

果たして、うなぎに、ワインは合うのかどうか。という所から、話は始まります。

一般的に、魚と言えば白ワイン、という人もいますが、それは、勿論正解です。
それでも、不正解でもある、というのが、正確な所でしょうか。

この料理にはこのワインが合う、という定義は、実際には存在しません。
本当の正解は、その人が美味しいと思う組み合わせこそが、正解です。

かと言って、そんな事を言われても、何が美味しいのか、値段は幾らくらいがいいのか、
という事も含めて、何も選べないと思います。


大きく分類すると、白ワインの香りはハーブ系で、赤ワインの香りはスパイス系と分ける
事も出来ます。

これを日本国内のうなぎに置き換えてみると、
ワサビ、つまりは鰻の白焼きならば白ワイン、山椒や七味をかけて食べる蒲焼ならば赤ワイン、
という事になります。

うなぎは魚の一種でありますが、動物性の香りが強いので、ワインならば、
動物性の香りをもちながら、渋みもありながらやわらかな甘みを感じる、ブルゴーニュワイン
が適しています。
2000円程度なら
辛口 ミディアムのピノノワール


か、ラベルが最高に格好良い、ルイ ジャド



辺りがオススメですね。
少し高級なものになると、
ジュヴレ シャンベルタンと、格式の高いものもあります。



うなぎ自体が高級品ですから、やはりマリアージュも、普段とは少し違った演出が欲しいですね。
動物性の香りがある赤ワインといえば、南仏などの暖かい地方のものもあるのですが、
そちらは、ワインの主張が強くなりすぎる場合もあります。

また、本場フランスでも食べられている料理として、うなぎの赤ワイン蒸し煮、というものもあります。ただでさえふっくらとしたうなぎが更にふっくらとして、格別な味わいを見せます。
料理に使うワイン、というものも売られていますが、飲んでもよし、料理にも良しでおすすめなのは、
以前にもご紹介した事のある、チリワインの、最強コスパワインのボックス入り、デル・ソル。
3L、フルボトルのワイン4本分で、2000円。



1本辺り、500円になりますね。
震災前頃は、こちらのデルソルは、ワンコインで売られていたのですが、
最近は輸入にかかるコスト増と、国内での人気も上がってきているせいか、
580円~680円ほどで店頭に並んでいるお店もあります。

またこちらのBIB、BAG IN BOXは、真空パックのような造りになっているので、
フルボトルを購入して、中の空気を抜く、というような管理をする必要はなく、
ただ飲んでいくだけで、自然と真空状態に近い状態を保つので、劣化が極めて遅い、という
特徴もあります。

勿論、ワインとしての最低の管理、特に振動や温度の変化には弱いので、
冷蔵庫の野菜室、あるいは、台所の野菜室があるのなら、そちらで管理するべきです。
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