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シャンパンは何故シャンパンと呼ばれるのか?シャンパーニュ地方に答えがある [スパークリング・シャンパーニュ]

シャンパン.jpg
 フランスはパリの北東に位置する、フランスのワインの産地としては最北端に位置する

シャンパーニュ地方。16世紀まではスティル ワイン、つまりは通常のスパークリングでは無い

ワインを製造していましたが、17世紀から発泡性ワインを造り始め、現在はその地方の90%

以上が発砲性ワインを作っている、発泡性ワインの名産地です。

1.ワインの法が制定されている、フランスでのシャンパン法規定

 何度かご紹介していますが、フランスはワイン大国であり、その歴史もまた深く、法によって

ワインの格付けや製法が厳しく管理されています。

 その中で今回は、シャンパンについてご紹介していきます。

 まずその製法は、シャンパン方式、瓶内二次発酵と呼ばれる製法でなくてはいけません。

シャンパン方式とは、使われるぶどう品種も限定されています。

その品種はピノ ノワール、ピノ ムニエ、シャルドネ の三種類のみとなっています。

そしてそのそれぞれのぶどう品種から別々のワインを造り出し、瓶詰の際にブレンドされます。

これは、品質を一定に保つ為と言い割れています。中には、製造年の違うものもブレンドされます。

 こうして、実に様々なブレンドが造られているので、そのブレンド技術によって味が決まると

言っても過言ではありません。例外として、当たり年と言われる年はその年に造られたワインのみで

ブレンドが造られ、それを3~5年程寝かせて、ヴィンデージ シャンパンとして、通常出される

シャンパンの4~5倍程の値段で取引されます。

2.どの様にして発泡させるのか

 ワインの発酵のさせ方も、シャンパンはひと味もふた味も違います。

それは、ブレンドした後に、その瓶の中に酵母と糖分を加えて、二次発酵をさせます。

これもシャンパン方式の一部で、これを瓶内二次発酵と呼びます。

 そうして発酵させた後の瓶の中の、澱(おり)と呼ばれるワインを造る際に出るぶどうの細かい

塊のような物を取り除き、最後にリキュールを加える事で、アルコール度数が変わったり、辛口から

甘口までの調整がされます。

 それでも、基本的に、シャンパンの辛口と言っても、発泡性でないスティル ワインに比べて、

比較的甘い味わいになっています。また、ブリュットと呼ばれるシャンパンは、「生のまま」という

意味があり、加えられるリキュールの量が1%以下で、これはシャンパンに限らず、スパークリング

ワインにおいても同じことが言えます。

3.代表的なシャンパン

 それでは、実際にシャンパンにはどのようなものがあるのか、ご紹介したいと思います。
①ドン ペリニヨン

価格:17,998円。ここ数年で、若干というか、大幅に値上がりしています。どうしても人気の

ワインという物は価格は高くなっていきがちであります。よく、ドン ペリはそれ程美味しくない、と

いう人も居ますが、間違いなく世界でも超有名な高級シャンパンです。ただ、発泡性ワインというと、

甘口が美味しい、と感じる人が居るので、一般受けは、その名前のみ良く、味わいとしては、初めて

ワインに接する人も居るという事があり、味は良くない、というような評価になってしまうのかも

知れません。どうしてもパーティやお祝い事だったり、クラブ等での見せる為に使われる為、そもそも

ワイン本来の味を楽しもうという人が飲む機会が少ない事だけが、残念ではあります。

②クリュッグ グラン キュヴェ ブリュット

価格:22,000円。名前を知っている人はドム ペリニヨンに比べると、非常に少なくなって

しまいますが、平気でドン ペリニヨンよりも高級な位置にあります。多くのスパークリングワインが

ドム ペリニヨンよりも、このクリュッグ グラン キュヴェ ブリュットに似せて造られて居る為、

「あの見た目ならば同じようなワインがもっと低価格である」と感じる日本人も多いようです。

しかし、本格的シャンパンで、歴史も深く、評論家を探せばいくらでも出てくるようなワインである

事は間違いありません。私は低価格帯で飲めるワインを否定するつもりはありませんし、むしろ

大好きです。ただ、高いワインは、何の意味もなく高いわけではなく、もし飲む機会があるのなら、

その歴史や土地、文化の事を知って飲むと、また深い味わいが得られると感じています。

4.シャンパンの知識をもっと深く掘り下げたいなら
 私自身、本であり、お店の知識、或いは仕入れる業者の方から得た知識ばかりです。

世の中には、ワインの知識を高めるなら、ソムリエであったり、ワインエキスパートの資格も、ある

に越した事は無いと思いますが、どうしても試験が難しいだとか、幅広い知識、そして試飲で味だけ

でなく、色や香りなども判断出来る事が求められるので、敷居は高く感じてしまうと思います。

 実際、ワインとは楽しむ物であり、学問のように難しいものではありません。

大人の楽しみ方で、とてもエレガントな気持ちになれるものです。そういった意味では、ワインに

少しでも興味があるなら、本を読んだり、専門家が集まる所に触れるというのは、とても良い事だと

思います。そこで、私も読んでいる本の紹介、そしてワインが沢山売れているサイトのご紹介を

します。

①本 知識ゼロからのシャンパン入門

価格1,320円

②ワイン専門ショップ ソムリエ


 こちらには、価格毎に商品を調べる事が出来たり、ワインオススメセットなどがあります。

私も頒布目的で会社でのワインセットの購入をした事がありますが、専門家が選んだワインセット

というのは、ただの在庫整理等ではなく、意味があってのセットなので、そのコンセプトを楽しむ

には、非常に優秀であり有用だと思います。

 ワインの世界に触れるには打ってつけなのかな、と思います。

セットだけでなく、定期購入等もあり、それぞれの季節にあったものだとか、その時期に飲むと

美味しいワインであったり、早く飲まなければいけないというプレッシャーから解放されたり、。

ワインを選ぶのに何を飲んだらいいのか分からないし、下手に高いワインを買ってもそれが良いのか

悪いのか判断できない、という人も沢山いるので、有難いサービスだと思います。

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ゆうのすけ

初めまして!ご訪問・ nice! ありがとうございます!☆彡
by ゆうのすけ (2021-01-07 01:32) 

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