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キャンティ イタリアの伝統赤ワイン DOCGワイン [赤・イタリア]




イタリアにある世界で最も美しい町の一つと言われるフィレンツェを中心としたトスカーナ州。イタリア最大の赤ワイン産地といわれ、かつてはイタリアワインと言えばキャンティと言われるくらいだったといわれています。
 冒頭で紹介している、藁苞(わらづと)に入ったキャンティは、一昔前には、誰もが知っていると言われる程、一般的なワインでした。この球形を、フィアスコ型といいます。
 キャンティの中でも、伝統のある醸造地で造られたものはキャンティ・クラシコと呼ばれ、DOCGワインになります。
 このDOCGとは、イタリアワインの品質分類の中で、最高位にあたります。
イタリアではワインを3段階に分けて品質を分けています。

①テーブルワイン Vino da Tavola ヴィーノ・ダ・タヴォーラ
 100%イタリア国内産ワインで、他国のワインをブレンドする事は許可されていない。全イタリアワインの90%を占め、DOCワインの申請をしないものは全てこのクラスになる。

②指定地域優良ワイン ⅰ、DOC Denimonazione di Origine Controllata デニミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ
 指定地域のぶどうで生産された上級ワインで、補糖する事は出来ない。イタリア農林省の審査を受けてパスしたワインで、約230銘柄。

ⅱ、DOCG Denominazione di origine Controllata e Garantita デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ
 DOCワインの中から更に厳しい審査をパスしたもの。

 と、3分類されています。

このキャンティ・クラシコとは、
 造ったワインに、ぶどう収穫後陰干しして乾燥させたぶどうの搾り汁を加える為に、酸味のある新鮮なキャンティの味わいであると言われ、色は生き生きとしたルビー色であるとされています。
 主に使われるぶどう種としては、サンジョベーゼ種、カナイオロ種、トレビアーノ種などです。冒頭にあるようなフィアスコ型は今では珍しく、ボルドータイプの肩の張った、一般的に絵で書くような瓶の形をしています。


amazon市場では、ヴェラザーノのキャンティ・クラシコが2千900円。
ピンキオーリでも飲まれる カステッロ・ヴェラザーノのキャンティ・クラシコ Castello di Verrazzano

Yahooショッピングでは、メリーニキャンティクラシコが2千27円。日本では、恐らくこのメリーニ社のキャンティが一般的ではないかと思われます。日本のインポーターはモンテ物産。
メリーニ キャンティ・クラシコ2007

楽天市場では、カッシーナ・デル・ジーリオのキャンティ・クラシコが1.580円です。
キャンティ・クラシコ [2008] カッシーナ・デル・ジーリオ

オークションでは、ワインのキャンティ・クラシコは1ヶ月に2~3本と少な目で、リーデルのグラスの落札は非常に多いようです。が、中には、定価の2~3割引と、ねらい目アイテムもあります。
中には1円オークションもあります!
ヤフオク キャンティ・クラシコ 1円スタートの物も!



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